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高血圧症 (こうけつあつしょう)

高血圧というのは、常に最高血圧が140mmHg以上、あるいは、最低血圧が90mmHg以上である場合を言います。自覚症状がほとんどなく静かに進行するため「サイレント・キラー(沈黙の殺人者)」とも呼ばれる怖い病気です。高血圧症の患者さんは全国で約3,000万人いるとされており日本人の4人に1人、さらに50歳以上では2人に1人が高血圧という「国民病」です。

●高血圧症の症状

高血圧になると高い圧力が心臓の負担となり、心臓はこれに対応しようと大きくなります(心肥大)。また、血管は高い圧力に負けないように厚く硬くなり動脈硬化が進みます。しかしその間、ほとんど自覚症状はありません。そして高血圧を放置した結果、血管の弾力性が失われてもろくなり、破れたり詰まったりします。そうすると心筋梗塞や心不全、脳卒中や腎不全などの合併症が起こることとなります。

●高血圧症の原因

高血圧の約8割が原因不明とされています。そのうちの約40%が遺伝が関係しているとされ、その他に生活習慣などが関係しているとされています。

●高血圧症の治療

治療ではまず生活習慣を見直します。
食事療法と
運動療法
食事療法と運動療法
 
投薬療法
食事療法や運動療法を続けても血圧が正常値まで下がらない場合や、症状の重い場合は降圧薬による治療を行います。
 
内科・循環器内科・心臓リハビリテーション 村上きんしろう循環器内科
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